奈良県産にこだわり、旬の食材を美味しく食せる日本料理店
■どのお料理も本当に美味しいですね。こだわりを教えて下さい。
料理長でもある主人は、京都を代表する懐石料理店「辻留」の平晴彦氏に師事し、調理は勿論、おもてなしも学んで参りました。日本食の伝統の技を受け継ぎ、今、このお店で、シンプルかつ素材を大事にする調理を心がけております。和食って、微妙なさじ加減で美味しくなるんです。それが出来るのが職人の技だと思っていま
す。砂糖やみりんは使わず、素材の甘みや旨みを引き出す手法で、地元の食材の良さを最大限に活かしています。地産地消をテーマにしているのは、信頼している農家さんが作る、安全で美味しいお野菜を知ってもらい、奈良県産のものの良さを感じて頂きたいからです。実は食材だけではなく、醤油や日本酒、箸にいたるまで奈良県産を主体に使用しているんですよ。
■この地域を愛していることがとても伝わります!
このお店をオープンさせて、食後の皆様の笑顔を直接見れて会話できるようになったのが本当に嬉しいです。
真心込めて作ったお料理に、お客様がどのような表情を見せてくれるのか、いつもドキドキしております。お客様と接して改めて思うのですが、「人と人との繋がりって大切だなぁ」と、心から感じております。それにスタッフにも恵まれています。仕事も、お客様に対しても、真摯に取り組んでいる姿に感謝しております。
■素敵ですね。お料理も美しいけど、器や内装も綺麗!生け花もあって見ていて癒されます。
料理が活きるように色彩感覚も大切だと思っております。主人のセンスが盛り付けに反映されているのかもしれないですね。お花は私が生けています。店内にそっとお花を飾ることで、それを見て下さったお客様が、お食事だけでなく、この場にいる喜びを感じながらゆっくりと過ごして頂ければ、私も嬉しいです。
お料理だけではない「おもてなしの心」に感動しました!有難うございました。